皆様のご支援を直接現地にお届けします

素晴らしきエチオピア

エチオピア貧困支援

Kotobuki_Roaster
SpecialThanks: Heleph Coffee Exporter
「皆様の寄付が彼女たちを救います」

エチオピア渡航(2026年)まで
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40
現在の寄付金合計 115500円:
毎月500円以上をご寄付された企業様や個人様のお名前を掲載いたします

ご支援いただいた皆様

◆募金箱の設置にご協力いただいた皆様◆
Relaxingcafe non ※募金箱設置店
https://www.instagram.com/relaxingcafe.non/
居酒屋 iami ※募金箱設置店
https://www.instagram.com/iami0428/
おおきいクレヨン ※募金箱設置店
https://www.instagram.com/piraco_room/
I.DEE ※募金箱設置店
https://www.instagram.com/i.dee777/
じゃがぱん ※募金箱設置店
https://www.instagram.com/zyagapann/
RKクリエイト株式会社 ※募金箱設置店
https://www.instagram.com/rk_beautyplus/
かこむ ※募金箱設置店
https://www.instagram.com/kacom_higashiharima/
Voir ※募金箱設置店
https://www.instagram.com/voir_obanzai/
かわのまちリビング ※フォトブック設置
https://www.instagram.com/kawanomachi_living/
あずまやsannin   ※募金箱設置店
https://liff.line.me/1645278921-kWRPP32q/?accountId=471jqozh
ブランチカフェ古道
※募金箱設置店
トラントセット ※募金箱設置店
https://37tresepmarie-1.jimdosite.com/
なかむらさんち設置店募集中
2023.3.24〜
◆ご支援いただいた個人/企業の皆様◆
「お名前は順不同となります。ご寄付いただいてから反映まで1週間ほどかかります」
武井諭Body make-up studio01新大阪
~人生を輝かせるための体と心をつくる~
https://www.xn--01-mu9ck98b562d.com/
株式会社 関西電機工業所
~昭和2年から続く長い歴史と高い技術力を持つ会社~
https://www.kansai-denki-hyogo.com/
橋本 千代子
藤本 悦子川口 昭美
Sri Anna スリアンナ
~スリランカの雑貨や衣類の販売~
https://instagram.com/sri__anna?igshid=ODM2MWFjZDg=
株式会社べっぷカンパニー
cafe MORE
~ほっとする癒しの空間 ラテアートもスイーツも~
https://www.instagram.com/cafe.more/
ハレルヤ建築事務所http://hale-archi.com/
あずまやsannin
https://liff.line.me/1645278921-kWRPP32q/?accountId=471jqozh
斉道 成美
Synchronic(シンクロニック)
https://akane-official.com/
株式会社EVO
https://corp-evo.com/company/

寄付はこちらから

お名前の掲載には毎月500円以上の寄付が対象となります。任意の金額を選ばれた場合は6000円以上でお名前を掲載できます。不要な場合は申し付けください。
企業様などの大手様の場合は金額により画像などで大きく宣伝させていただく場合があります。
★記載するお名前の変更について★
屋号名やURLも貼り付けします。
事業と関係のないページは掲載不可です。
支援の申し込みが完了後に公式LINEやメールでご連絡をお願いします。
公式LINE:https://page.line.me/013yyuhv?openQrModal=true

はじめに

エチオピアで伝わる「ヤギ使いのカルディのコーヒー伝説」は有名である。エチオピアでは、実に、6世紀からコーヒーが飲まれるようになりました。

コーヒーが他国に広がるのは16世紀以降となるため、10世紀もの間、エチオピアで秘薬として重宝されたことになる。これが、コーヒーの起源の地と呼ばれる所以でもあります。

そして、現在でも日本の茶道に似た「コーヒーセレモニー」と呼ばれ、伝統的な淹れ方で、コーヒーを楽しむ文化が残る国です。

エチオピアのコーヒーは、他国とは全く異なるフレーバーと酸味を持ち、華やかで繊細なコーヒーです。

コーヒー農家は、私たちが日々飲んでいるコーヒーの豆を生産するために、一生懸命働いています。彼らの努力や技術がなければ、これほどまでに美味しいコーヒーを飲むことはできません。

コーヒーの栽培、収穫、精製など、多くの作業を手作業で行っています。また、気象条件や病害虫の被害など、さまざまなリスクが存在し、それらを乗り越えるために日々努力しています。

生活は貧しくも、心が豊かなエチオピアの人々の写真をここに集約する。
きっと、未来の日本に手を差し伸べてくれるのは、彼らの強さと優しさだ。

Kotobuki焙煎 田村寿之

コーヒー豆の収穫

コーヒー豆は「コーヒーチェリー」と呼ばれる、綺麗な果実の種です。チェリーを口に含むと、甘みはあるが果肉はほとんどありません。農園の皆様は手作業で一粒づつ収穫します。茎の部分を取ってしまうと、次の収穫時に実ができなくなるため、チェリーだけを取る必要がありますが、これが繊細でとても難しい作業です。そして、1本の木からとれるコーヒー豆は僅か500g(40杯)程度にしかなりません。

農園の女性たちの仕事

女性の仕事はチェリーの収穫や選別の他に「アフリカンベッド」と呼ばれる、作業台の上でコーヒーチェリーを乾かすこと。チェリーが腐らないように、毎日3回はかき混ぜる必要があり、これを30日ほど続けます。乾季でも雨が降ることがあるので、チェリーが雨に濡れないようにしっかりと管理することが求められます。さらに力仕事も若い女性が活躍しており、広い農園の中で収穫したチェリーを何キロも運んだりもします。しかし、彼女たちは、いつも笑顔と歌とダンスが欠かせない。パワフルな歌声が耳に心地よい。


エチオピアのコーヒー農園では、女性たちがコーヒーの収穫や精製に携わることが多く、その作業中に歌を歌いながら作業を行うことが一般的です。これは、彼女たちが自然に行っているもので、コーヒー収穫時期になると、彼女たちの美しい歌声が農園に響き渡ります。
これらの歌は、アフリカの伝統的な口承文学の形態である「ワーグ」に分類されます。彼女たちは、家族や農園の仲間たちと一緒に、作業中にこのワーグを歌い、昔話や神話、伝統的な教訓や社会的な問題を歌詞に取り入れています。
このような歌は、農園で働く女性たちが互いに支え合い、ストレスを解消し、精神的な豊かさを保つために重要な役割を果たしています。また、農園の中で繰り広げられるコミュニティや文化的な習慣を伝承するためにも、重要な存在となっています。

農園の男性たちの仕事

男性の仕事は過酷な力仕事が多い。農園の昼の仕事が終わり、女性たちの帰宅後にトラックで、各農園から収穫したチェリーを回収する。一袋の重さは45キロから60キロにもなり、農園では子供達も仕事を手伝っている。背中に乗せて20袋ほどをトラックへ乗せる。コーヒーの麻袋を背中に載せるのは、エチオピアの伝統的な運搬方法の一つです。
そして、精製所で再び荷卸し後に、脱穀作業を行う。脱穀作業が完了するのは、朝方になることもしばしばである。
標高の高いコーヒー農園の夜は7℃ほどまで気温が下がる。男たちは火をくべて暖をとる。

男性たちは、また、農園内の施設のメンテナンスや、機械の修理なども担当しています。彼らが農園の機能を維持し、効率的に運営することで、コーヒー生産の持続可能性を確保することができます。
こうした男女がそれぞれ役割を担いながら、協力し合ってコーヒーの生産を行っている様子が、エチオピアのコーヒー農園には見られます。

コーヒーセレモニー

エチオピアでは町中のいたるところでコーヒーを飲む事ができる、伝統的な衣装を身に着け、たくさんのカップを並べる。コーヒーの起源の地と呼ばれる土地であるため、伝統的な文化がいつまでも残っている素晴らしき土地である。
食べ合わせのポップコーンも美味しい。華やかな「コーヒーセレモニー」は、豆を焙煎するところから始められるので、当然時間がかかる。しかし、お香の香りと、コーヒーの焙煎の香りが混ざり合い、なんともいえない神秘的な空間が出来上がる。皆で団欒を楽しむと、あっという間に時間も過ぎていく。

コーヒーセレモニーは重要な儀式の一つであり、親交を深めたり、歓迎の意を表すために行われます。コーヒーセレモニーは、まず生豆を煎るところから始まります。煎った豆は、手で挽いてから、ジェジェ(Jebe)と呼ばれる陶器のポットでお湯と共に沸かされます。この過程は、特別な方法で行われ、独自のルールがあります。沸かしたコーヒーは、小さなカップに注がれます。
コーヒーセレモニーは、一般的に3回のサイクルで行われます。最初のサイクルは、アブネ(Abol)と呼ばれる最初のカップで、2番目のサイクルはトゥンヤ(Tona)と呼ばれる2回目のカップで、最後のサイクルはバランカ(Baraka)と呼ばれる3回目のカップで行われます。コーヒーは、芳香を楽しみながらゆっくりと飲まれ、人々が話をする時間を設けることが多いです。

働く子供たち

エチオピアの子供たちは本当によく働く。早朝から漁に出たり、サンダルで物資の運搬や、水汲みに何キロも歩いたり。首都アディスアベバでは、ガムを売ったり靴磨きをする子供達が沢山いる。もちろん、学校に通いながら働く子供もいるが、そうでない子供も多い。
稼ぐ力は生きる力であり、様々なサービスを提供し代価を要求する子供達にたくましさを感じる。靴磨きで得られる報酬は20ブルほど(日本円で40円程度)で稼ぎは少ない。だから、要求額よりも多めにチップを渡してあげると、飛び上がって大喜びしてくれる。
ストリートチルドレンは、生活のために物乞いをすることが多く、また、犯罪に手を染めることもあります。彼らの多くは、栄養失調や健康上の問題、虐待や暴力など、深刻な問題に直面しています。



エチオピアの都市部において、路上で靴磨きをする子供たちを見かけることがあります。これは、貧困層に属する家庭の子供たちが、家計を助けるために行っている仕事の一つです。靴磨きの仕事は、比較的簡単に始めることができ、投資金額も少ないため、貧困層の子供たちにとっては手軽な副業となっています。彼らは、一般的に自分で作った靴磨きセットを使って、路上で待ちながら顧客を募集し、靴を磨いています。報酬は、磨いた靴1足あたり数円から数十円程度で、労働に対する報酬が非常に低いとされています。
エチオピアでは、貧困層の家庭の子供たちが、学校に通うことが難しい状況にあります。そのため、靴磨きのような仕事をすることが、生活を維持するために必要な場合があります。しかしながら、このような状況は、子供たちが適切な教育を受けることを妨げる要因となっています。この問題に対して、エチオピア政府や民間団体が、貧困層の子供たちへの教育支援を行うプログラムを進めているところです。

物乞い

街にも物乞いは多く、動物も生きるか死ぬかの環境で暮らしている。車が停車している時や車から降りると、気が付くと50人くらいに周りに囲まれていることもざらにある。物乞いへのチップを渡すべきかはとても悩ましい問題。子供の物乞いには背後に巨大な組織や貧困ビジネスが潜んでいる可能性があるからだ。だから、できるかぎり自分で働くことが難しい高齢者や障碍者に渡すことが望ましい。答えが出ないときは自分の気持ちに委ねて、自分が渡したいと思った人に渡すのが良い。1人だけに渡すのは皆の視線がとても気になったが、去る時には皆がありがとうと、会釈をしてくれた。私に沢山のお金があれば、と思った。


アディスアベバでは、道路脇や公園、市場などで物乞いをする人たちが見かけられます。彼らは、手を差し伸べたり、声をかけたりして、お金や食べ物、衣服などを求めることがあります。
一方で、アディスアベバでは、物乞いをすること自体が禁止されています。警察や市役所の職員などが定期的に物乞いを取り締まっており、物乞いをする人たちは、懲役や罰金などの処罰を受けることがあります。
しかし、貧困や失業などの問題が根本的に解決されない限り、物乞いをする人たちはなくならないと考えられます。

お菓子は万国共通

旅の途中で、沢山のお菓子をプレゼントした。300個準備していた金太郎飴だったが、農園の女性たちでまさかの取り合いになってしまい、わずか20秒で消失してしまった。一列に並んで順番に、というような事はエチオピアでは難しいのかもしれない。子供達には舌の青くなるガムを配ると、喜んでくれた。
お金は無くともお菓子は常にポケットに沢山しのばしておくと良い。大人も子供も喜んでくれるお菓子の魅力は万国共通で素晴らしい。

シダマ州の主食

エチオピアの国民食はインデュラだが、農園があるシダマ州の皆様が食しているのは「偽バナナの木」と呼ばれており、農園でもシェードツリーとして、広く植えられている「コチョ」と呼ばれる木。根や葉をそぎ落とし、インデュラのように発酵させて焼いて食べる。揚げパンのようにしたものも食べ応え抜群である。
インデュラのように栄養価が高く、発酵させることでスーパーフードとも呼べる食べ物となる。
偽バナナの木は豊富に植えられていて、食べる以外に、お皿にも家づくりにも利用され捨てるところがない。
村に住む人々はお金は無くとも、すべてが自給自足な暮らしがそこにあった。
さらにエチオピアでは農薬を使う必要が無いため、全てがオーガニックな国であるのも食べ物が美味しい秘密である。

村の人々の住居

村の人々は、日本の竪穴式住居にも似たしっかりとした家に、最大10人ほどで暮らしている。電気もトイレもない住居だが、エチオピアの寒暖差をしのげるほど居心地の良さを感じた。家の中に家畜が寝るスペースを設けられていた。
料理は昔の日本の竪穴式と同様に家の中で行い煙が屋根から外へ抜けていく。
トイレは外で自由なスタイル。適当に場所を決めて用を足す。
なにせ、エチオピアは若者が多い国であり、田舎でも誰もいないトイレスポットを探すのは案外難しいと感じた。
コチョなどの食材が周りに豊富にあるため、完全に自給自足が成り立っている。

エチオピアの農村部では、伝統的な生活様式が今も残っており、自給自足の生活を送っている家庭も多くあります。
農業が主な生業で、小麦やトウモロコシ、テフなどの穀物や、コーヒーやジンジャーなどの作物を栽培しています。また、牛やヒツジ、山羊などを飼育し、家畜の肉や乳製品も重要な食料として扱われています。
エチオピアの農村部では、電気や水道が整備されていない地域が多く、家庭ごとに手動の井戸などを利用して生活しています。家庭では、簡素な茅葺き屋根や木造の家屋に住んでおり、家族や近所の人たちと共同で生活しています。
子供たちは、学校に通い、家庭や農作業を手伝い、家畜の世話などをします。一方、大人たちは農作業に従事し、一年中季節に合わせた作業を行っています。
農村部では、近代的な医療や教育の機会に恵まれない地域もあり、健康や教育面での課題が残されています。しかし、地域の人々は、自然との共存や互助精神など、豊かな伝統文化を持っており、それが彼らの生活の中心となっています。

学校

シダマ州にある学校にノートと鉛筆を寄付した。生徒は1600人在学しており、州内の学校13か所で2万人を超える生徒が存在している。だが、校長先生はノートと鉛筆などが買えないだけで、学校に通えない子供達がいる、とおっしゃる。私たちは、建物や机や椅子の状況も最悪であると認識した。物資は不足していた。
新品で購入したノートも、ひどく汚れていて、教科書に至っては、書き込みだらけの中古しか購入できていない状況だった。日本で生産されたノートや鉛筆、衣類をお届けする支援も開始することを心に決めた。

エチオピアの農村部では、学校に通うことができる子供たちが増えてきていますが、教育面での課題が多く残されています。一部の地域では、学校に通うための交通手段や費用が不足しており、また、校舎や教材が不足していることもあります。また、教育の質の向上や教師の育成にも取り組む必要があります。
そのため、エチオピア政府やNGOなどが、学校建設や教材の提供、教師の研修などの支援を行っていますが十分ではありません。

「私はエチオピアに住む人々の笑顔が大好きだ」

コーヒー農園を支援する理由

コーヒーの生産は一筋縄ではいきません。
大変な力仕事や現地の人々の努力のおかげで品質の良いコーヒーが先進国に届けられています。不安定なコーヒー農家が、これからも継続していくためには農家への支援が必要です。
コーヒー豆を育てても儲からないので、麻薬の栽培へと手を出す農園も増えています。
品質の良いコーヒーを、大変な手間をかけて生産しても、中間業者に買いたたかれ、事業が維持できなければ意味がありません。
フェアトレードも認証などもビジネスです。直接現地の方にそのまま対価をお支払いする形がもっとも理想的です。
だから、ダイレクトトレードしかありません。

先進国では、バリスタが我が物顔でコーヒーを淹れます。コーヒーの味のほとんどは、豆のポテンシャルで決まります。コーヒー屋のビジネスは、農園の皆様が存在するおかげで成り立っています。だからこそ、素晴らしきエチオピアの人々を支援し続けるのです。

ご支援いただきありがとうございます
2026年を目標として、店主が現地に直接手渡しします
皆様のお気持ちと支援者名の一覧も現地の皆様にお届けします

コーヒー農園の貧困について

コーヒー農園の貧困は、世界的に深刻な社会問題の一つです。多くのコーヒー農家は、低収入と不安定な生活条件に苦しんでいます。以下に、その理由と影響について詳しく説明します。

生産コストの上昇
コーヒー農家は、生産コストが上がっているため、十分な利益を得ることができなくなっています。肥料、農薬、種子、土地、労働力など、コーヒー生産に必要なコストが高くなっており、農家の収入は大きく減少しています。

コーヒー価格の低迷
コーヒー市場は、生産コストよりも低い価格でコーヒーを買い付けることが多いため、農家はコーヒーを高く売ることができず、利益が減少します。また、国際市場での競争も激しく、低価格でコーヒーを販売することが難しくなっています。

天候不順
コーヒー生産は、気候に大きく左右されます。天候不順や災害によって収穫量が減少すると、農家の収入も減少します。特に、温暖化によって異常気象が起こることが増えているため、コーヒー農家はますます困難に直面しています。

以上の理由により、多くのコーヒー農家は貧困状態に陥っています。貧困によって、食糧不足、教育機会の不足、医療サービスの不足など、様々な問題が生じます。さらに、貧困は、コーヒー農業に取り組む若者の減少にもつながります。若い人々がコーヒー農業を継続することができなければ、将来的にはコーヒー産業全体が衰退する可能性があります。

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